移住体験日記 1/7~1/23 東京都より
更新
移住促進モデル住宅
1/7 火曜日 1日目
役場にて手続きを済ませ、町内をご案内いただく。町営住宅は平屋中心で広い間隔で建ち、窓も大きく数も多い。
「暑さ寒さは窓から」というが、冬に陽射しを採り入れるためという理由を聞き驚いた。おそらくサッシなど機能的で、かつ晴天率の高さゆえかと納得。
前日の積雪が丁寧に除雪され、車道は広く段差や凹凸なく快適な走行。冬の道内でここまで
きれいな歩道もなかなかない。
滞在先へ到着後Aコープへ行くが、今日の買い物には物足りず訓子府のシティマートへ。
十勝オホーツク道を利用し、針葉樹の景色を横目に30分程。品ぞろえや価格帯もチェックした。
役場にて手続きを済ませ、町内をご案内いただく。町営住宅は平屋中心で広い間隔で建ち、窓も大きく数も多い。
「暑さ寒さは窓から」というが、冬に陽射しを採り入れるためという理由を聞き驚いた。おそらくサッシなど機能的で、かつ晴天率の高さゆえかと納得。
前日の積雪が丁寧に除雪され、車道は広く段差や凹凸なく快適な走行。冬の道内でここまで
きれいな歩道もなかなかない。
滞在先へ到着後Aコープへ行くが、今日の買い物には物足りず訓子府のシティマートへ。
十勝オホーツク道を利用し、針葉樹の景色を横目に30分程。品ぞろえや価格帯もチェックした。
1/8 水曜日 2日目
滞在する移住促進モデル住宅は十分な暖かさで薄着で眠れた。
荷ほどきのあと陸別神社へ参拝に出かける。
きれいに除雪された、石段で本殿へ向かうと、雅楽が流れていた。
手入れの行き届いた神社は、地域から大切にされていることをうかがい知る。
裏山にかかる階段があり、散策路がある様子。
「コミュニティプラザぷらっと」にて昼食を済ませ、足寄に日用品の買い足しへ。
足寄との往復は路面も乾燥していた。
十分なキッチン備品と広さで料理もはかどりそう。
滞在する移住促進モデル住宅は十分な暖かさで薄着で眠れた。
荷ほどきのあと陸別神社へ参拝に出かける。
きれいに除雪された、石段で本殿へ向かうと、雅楽が流れていた。
手入れの行き届いた神社は、地域から大切にされていることをうかがい知る。
裏山にかかる階段があり、散策路がある様子。
「コミュニティプラザぷらっと」にて昼食を済ませ、足寄に日用品の買い足しへ。
足寄との往復は路面も乾燥していた。
十分なキッチン備品と広さで料理もはかどりそう。
1/9 木曜日 3日目
ゴミ出しや掃除を済ませ外出。
役場ロビーで新聞をめくってから走り出す。
津別方面の路面状況を知るため津別まわりで釧北峠へ。
津別峠に入ると圧雪や凍結路面となった。
日影が多く春まで残りそうな氷が路面に張りつく。
阿寒方面へは足寄まわりでもトイレが数カ所あり、閉鎖されることの多い冬季は特にありがたい。
釧北峠は夏の昼間でもシカが多く見られるが、今日は見かけなかった。
夜は天文台へ。手ごろな年間パスを購入したから何度も行きたい。
イベントセンターでは「しばれフェスティバル」のバルーンマンションを製作していて、道路からしばらく眺めた。
記事やテレビ番組でしか見たことがなかった光景に感激した。
ゴミ出しや掃除を済ませ外出。
役場ロビーで新聞をめくってから走り出す。
津別方面の路面状況を知るため津別まわりで釧北峠へ。
津別峠に入ると圧雪や凍結路面となった。
日影が多く春まで残りそうな氷が路面に張りつく。
阿寒方面へは足寄まわりでもトイレが数カ所あり、閉鎖されることの多い冬季は特にありがたい。
釧北峠は夏の昼間でもシカが多く見られるが、今日は見かけなかった。
夜は天文台へ。手ごろな年間パスを購入したから何度も行きたい。
イベントセンターでは「しばれフェスティバル」のバルーンマンションを製作していて、道路からしばらく眺めた。
記事やテレビ番組でしか見たことがなかった光景に感激した。
1/10 金曜日 4日目
洗濯を済ませ外出。
大物洗いも可能な室内干しスペースと乾燥した室内で短時間に乾かせるため匂いも気にならない。
冬季だけでなく、雨天や花粉・虫の気になる時期にもありがたい。
歩いてすぐの公民館へ。
DVDを楽しめるボックスタイプの視聴ブースやリクライニングチェアでCDを聴けるスペースもあった。
勉強や家族との待ち合わせに利用している子ども達もいて、フリースクールもあると聞いた。
安全な室内で、周りの目が届くいい場所だと思う。
新刊も充実の蔵書から数冊借りた。
夜は乾いた雪が静かに降りつづいた。
外を見ると玄関前をキツネが歩いていた。
洗濯を済ませ外出。
大物洗いも可能な室内干しスペースと乾燥した室内で短時間に乾かせるため匂いも気にならない。
冬季だけでなく、雨天や花粉・虫の気になる時期にもありがたい。
歩いてすぐの公民館へ。
DVDを楽しめるボックスタイプの視聴ブースやリクライニングチェアでCDを聴けるスペースもあった。
勉強や家族との待ち合わせに利用している子ども達もいて、フリースクールもあると聞いた。
安全な室内で、周りの目が届くいい場所だと思う。
新刊も充実の蔵書から数冊借りた。
夜は乾いた雪が静かに降りつづいた。
外を見ると玄関前をキツネが歩いていた。
1/11 土曜日 5日目
13センチ程の積雪があった。
6時に起きた時には、すでに住宅前の町道が除雪されていた。
奥の寝室では未明の除雪車の音や振動に全く気付かなかった。雪の多くない地域とはいえ大きなメリットを実感する。
物置にあったプッシャーで駐車スペースと開口部の雪壁を除雪した。
トラブルにならないよう集めた雪はすべて敷地内へ。
スケートリンクへ行く予定でいたが積雪があったため、隣町のチミケップ湖でのトレッキングに変更。
帰りに訓子府で食料品を調達して戻った。
明朝はいよいよ-23℃予報。
アイスキャンドルをつくるため水を張ったバケツを玄関前へ出しておく。
今回1月に17日間滞在し、積雪はこの時のみだった。今季は雪が少ないとのこと。
13センチ程の積雪があった。
6時に起きた時には、すでに住宅前の町道が除雪されていた。
奥の寝室では未明の除雪車の音や振動に全く気付かなかった。雪の多くない地域とはいえ大きなメリットを実感する。
物置にあったプッシャーで駐車スペースと開口部の雪壁を除雪した。
トラブルにならないよう集めた雪はすべて敷地内へ。
スケートリンクへ行く予定でいたが積雪があったため、隣町のチミケップ湖でのトレッキングに変更。
帰りに訓子府で食料品を調達して戻った。
明朝はいよいよ-23℃予報。
アイスキャンドルをつくるため水を張ったバケツを玄関前へ出しておく。
今回1月に17日間滞在し、積雪はこの時のみだった。今季は雪が少ないとのこと。
1/12 日曜日 6日目
-22℃の朝。銀河の森の霧氷が美しい。
1つ目のアイスキャンドルができた。
室内は暖かく結露もなく快適に過ごせる。
外は空気が濃く感じた。夏のそれとは別の重たさがあった。
玄関前の車に乗るまでの数歩で髪が凍りついたが、年季の入ったレンタカーでもエンジンのかかりは良い。
遠軽へ氷瀑トレッキングに出かけ、夜は天文台へ。連休かつ火星最接近とあり来館者が多くいたが、順番に大型望遠鏡をのぞく。
小型望遠鏡でも観察でき、職員の解説もおもしろく分かりやすい。ダウンジャケットとグローブで1時間以上過ごしたが寒さはなかった。
カーブの続く天文台への行き来も、走りやすい道で夜でも不安はなかった。
-22℃の朝。銀河の森の霧氷が美しい。
1つ目のアイスキャンドルができた。
室内は暖かく結露もなく快適に過ごせる。
外は空気が濃く感じた。夏のそれとは別の重たさがあった。
玄関前の車に乗るまでの数歩で髪が凍りついたが、年季の入ったレンタカーでもエンジンのかかりは良い。
遠軽へ氷瀑トレッキングに出かけ、夜は天文台へ。連休かつ火星最接近とあり来館者が多くいたが、順番に大型望遠鏡をのぞく。
小型望遠鏡でも観察でき、職員の解説もおもしろく分かりやすい。ダウンジャケットとグローブで1時間以上過ごしたが寒さはなかった。
カーブの続く天文台への行き来も、走りやすい道で夜でも不安はなかった。
1/13 月曜日 7日目
道の駅で陸別牛乳の予約を済ませ、スケートリンクへ。天然氷のリンクを初めて見た。よく整備されている屋外のリンクに興奮した。
隣のスキー場からは冬休みの子ども達の声が響いていたが、スケートリンクには誰もおらず利用方法がわからない。暖房のきく休憩室にも誰もいない。役場は休みのため明日尋ねることとし、白鳥を見に足寄湖へ向かう。陸別よりさらに雪の少ない足寄は国道以外もすっかり乾燥し、湖畔へおりる足音が大きく響いた。
足寄のドラッグストアへ立ち寄り帰宅。
道の駅で陸別牛乳の予約を済ませ、スケートリンクへ。天然氷のリンクを初めて見た。よく整備されている屋外のリンクに興奮した。
隣のスキー場からは冬休みの子ども達の声が響いていたが、スケートリンクには誰もおらず利用方法がわからない。暖房のきく休憩室にも誰もいない。役場は休みのため明日尋ねることとし、白鳥を見に足寄湖へ向かう。陸別よりさらに雪の少ない足寄は国道以外もすっかり乾燥し、湖畔へおりる足音が大きく響いた。
足寄のドラッグストアへ立ち寄り帰宅。
1/14 火曜日 8日目
スケートリンクの利用方法を聞きに役場へ。
貸靴はなく利用者は持参とのことで断念。
雪の少ない地域ではスキーよりスケート授業が多いと聞く。
子どものスケート靴はすぐにサイズアウトするだろうし、リユースの仕組みもきっとあるのだろう。
隣町の訓子府では、雪不足のため歩くスキーも始まっておらず、北見のリンクもあるが大きな街は苦手なイメージで、なにより陸別のあのリンクで滑りたかった。
スケートリンクの利用方法を聞きに役場へ。
貸靴はなく利用者は持参とのことで断念。
雪の少ない地域ではスキーよりスケート授業が多いと聞く。
子どものスケート靴はすぐにサイズアウトするだろうし、リユースの仕組みもきっとあるのだろう。
隣町の訓子府では、雪不足のため歩くスキーも始まっておらず、北見のリンクもあるが大きな街は苦手なイメージで、なにより陸別のあのリンクで滑りたかった。
1/15 水曜日 9日目
-19℃まで下がったが部屋は暖かく、毎日のように陽射しが強いからやはり寒くない。
アイスキャンドルがひとつ増えた。霧氷が朝陽を反射する。天文台へ向かい散策路を歩くと、クラストした雪にウサギやシカの足あとがわかりやすく残っていた。
国道の朝の交通量を知るため足寄方面へ車を走らせる。町外へ通勤する人は少ないイメージでいたが、昼間より普通車が多い印象。それでも流れはよく混雑はない。
足寄湖の白鳥はくちばしを背中に挿し込んでまだ寝ていた。陸別神社でどんど焼きがあった。
-19℃まで下がったが部屋は暖かく、毎日のように陽射しが強いからやはり寒くない。
アイスキャンドルがひとつ増えた。霧氷が朝陽を反射する。天文台へ向かい散策路を歩くと、クラストした雪にウサギやシカの足あとがわかりやすく残っていた。
国道の朝の交通量を知るため足寄方面へ車を走らせる。町外へ通勤する人は少ないイメージでいたが、昼間より普通車が多い印象。それでも流れはよく混雑はない。
足寄湖の白鳥はくちばしを背中に挿し込んでまだ寝ていた。陸別神社でどんど焼きがあった。
1/16 木曜日 10日目
今朝は-23℃まで冷えた。-20℃を超えるとフロントガラスが真っ白に凍りつく。口から深く吸い込むとむせ込みそうになった。ゴミ捨てや洗濯を済ませたあと町内を見てまわる。利別川沿いやポントマム地区へ。
川は結氷しているように見えるが、動物の足跡がないところは氷の下で水が流れているのだろう。
ポントマムへ向かう途中、林の中に板張りの古い家を見かけた。小屋といった感じで住んでいる様子はなさそう。
思い描く暮らしに似た光景に出会うと
(ここは除雪もすぐそこまで入るから好条件だ)などと考えてしまう。
今朝は-23℃まで冷えた。-20℃を超えるとフロントガラスが真っ白に凍りつく。口から深く吸い込むとむせ込みそうになった。ゴミ捨てや洗濯を済ませたあと町内を見てまわる。利別川沿いやポントマム地区へ。
川は結氷しているように見えるが、動物の足跡がないところは氷の下で水が流れているのだろう。
ポントマムへ向かう途中、林の中に板張りの古い家を見かけた。小屋といった感じで住んでいる様子はなさそう。
思い描く暮らしに似た光景に出会うと
(ここは除雪もすぐそこまで入るから好条件だ)などと考えてしまう。
1/17 金曜日 11日目
予約していた陸別牛乳を道の駅で受け取った。
月2回町内のみで販売されるという。控えめな甘みがあってキメの細かい口当たり。料理やお菓子づくりにも使いやすそう。賞味期限は3日。
多くのローカル牛乳がある北海道はおもしろい。食糧自給率が高く、豊かさが身近にある。
午後は隣町 訓子府のはずれにある「モイワスポーツワールド」へ歩くスキーをしに出かけた。
住所は北見だが陸別からは近く40分程。
使用するギアを無料で借り、1.3キロのコースを何周かした。整備されたコースは長い下り坂や上りもあり、時間をかけて続けられる運動でいい汗を流すことができた。
冬の北海道も忙しい。体力や年齢・好みに合わせた様々なスポーツや遊びが、無料や少額で楽しめる点も北海道の好きなところ。
予約していた陸別牛乳を道の駅で受け取った。
月2回町内のみで販売されるという。控えめな甘みがあってキメの細かい口当たり。料理やお菓子づくりにも使いやすそう。賞味期限は3日。
多くのローカル牛乳がある北海道はおもしろい。食糧自給率が高く、豊かさが身近にある。
午後は隣町 訓子府のはずれにある「モイワスポーツワールド」へ歩くスキーをしに出かけた。
住所は北見だが陸別からは近く40分程。
使用するギアを無料で借り、1.3キロのコースを何周かした。整備されたコースは長い下り坂や上りもあり、時間をかけて続けられる運動でいい汗を流すことができた。
冬の北海道も忙しい。体力や年齢・好みに合わせた様々なスポーツや遊びが、無料や少額で楽しめる点も北海道の好きなところ。
1/18 土曜日 12日目
糠平湖へ出かけた。
2週間前に訪れた時より水位が下がり、厚い氷にはヒビが目立ち、御神渡りのように浮き上がる箇所も多かった。
アイスバブルやタウシュベツ川橋梁を楽しんだあと、足寄の「スーパー フクハラ」で買い物をして帰宅。夜は天文台へ出かけた。やはり土日は少し混み合う。
糠平湖へ出かけた。
2週間前に訪れた時より水位が下がり、厚い氷にはヒビが目立ち、御神渡りのように浮き上がる箇所も多かった。
アイスバブルやタウシュベツ川橋梁を楽しんだあと、足寄の「スーパー フクハラ」で買い物をして帰宅。夜は天文台へ出かけた。やはり土日は少し混み合う。
1/19 日曜日 13日目
-24℃の朝。霧氷が羽毛のように繊細に輝く。
今日も歩くスキーへ。旧訓子府駅で昼食をとったあと陸別へ戻り「ぷらっと」のクチコミにあった「しばれ焼き」を求めたが店舗が変わっていた。
宇遠別橋のたもとから利別川の左岸へ、トラリ地区や大誉地をローギアで進む。ひっそりと静かで牧場が点在し、かつての商店や現役の簡易郵便局・民家が小さく集まる。古びた建物にたびたび視線が奪われた。ふるさと銀河線の線路跡や橋台を見つけることができた。
-24℃の朝。霧氷が羽毛のように繊細に輝く。
今日も歩くスキーへ。旧訓子府駅で昼食をとったあと陸別へ戻り「ぷらっと」のクチコミにあった「しばれ焼き」を求めたが店舗が変わっていた。
宇遠別橋のたもとから利別川の左岸へ、トラリ地区や大誉地をローギアで進む。ひっそりと静かで牧場が点在し、かつての商店や現役の簡易郵便局・民家が小さく集まる。古びた建物にたびたび視線が奪われた。ふるさと銀河線の線路跡や橋台を見つけることができた。
1/20 月曜日 14日目
弟子屈へ向かった。
屈斜路湖で白鳥の群れを眺め、足湯をめぐり、気に入っているラーメン店を目指した。
すきなパンやコーヒー、景色を求めて数時間のドライブを楽しむ道民は多い。本州の都市部に暮らす人には共感されづらいが、その道中は決して退屈で大変なものではなく、豊かな時間であると自身も思う。
天文台が休館の今夜は「ふれあいの湯」へ。併設のスタジオでは体を動かす町民の姿があった。帰りはTシャツで歩いた。北海道は冬がいちばん暑い。私にとって冬の北海道で外は涼む場所だ。毎日晴れて、車の運転も徒歩移動も不安が少ない。
弟子屈へ向かった。
屈斜路湖で白鳥の群れを眺め、足湯をめぐり、気に入っているラーメン店を目指した。
すきなパンやコーヒー、景色を求めて数時間のドライブを楽しむ道民は多い。本州の都市部に暮らす人には共感されづらいが、その道中は決して退屈で大変なものではなく、豊かな時間であると自身も思う。
天文台が休館の今夜は「ふれあいの湯」へ。併設のスタジオでは体を動かす町民の姿があった。帰りはTシャツで歩いた。北海道は冬がいちばん暑い。私にとって冬の北海道で外は涼む場所だ。毎日晴れて、車の運転も徒歩移動も不安が少ない。
1/21 火曜日 15日目
移住体験も終わりが近づき、離道前に海を見に行った。
留辺蘂から遠軽へ、湧別からサロマ湖を経て網走へ。およそ300キロの走行も目まぐるしく変わる路面状況や景色も楽しむことができた。
天文台は今夜も休館日で、夜は呑みに出かけた。
町はずれに暮らしたとしても、町内を一律300円で移動できるハイヤーはとても心強い。
「居酒屋 花むすび」で手にした町民文藝誌がとても気に入った。町民による文化活動が活発なことが興味深い。
移住体験も終わりが近づき、離道前に海を見に行った。
留辺蘂から遠軽へ、湧別からサロマ湖を経て網走へ。およそ300キロの走行も目まぐるしく変わる路面状況や景色も楽しむことができた。
天文台は今夜も休館日で、夜は呑みに出かけた。
町はずれに暮らしたとしても、町内を一律300円で移動できるハイヤーはとても心強い。
「居酒屋 花むすび」で手にした町民文藝誌がとても気に入った。町民による文化活動が活発なことが興味深い。
1/22 水曜日 16日目
「町民文藝誌 あかえぞ」のバックナンバーを入手しに「あかえぞ文藝舎」へ立ち寄る。代金は要らないと言う店主に半ば強引に定価分を渡すと、最新号を含む計4冊をありがたく受け取ることとなった。
午後はふるさと銀河線の面影をたどった。
2006年廃止のわりに現存する駅舎などが多くない。高齢による維持管理が困難との理由で取り壊された駅舎もあったと聞くが、薫別駅や小利別駅をまわり、鉄橋などの名残を探した。
また町内や周辺には林道が多く、入口には番号や全長などの標識があるその親切さにすっかり躍起になり、夏に行きたい!冬のトレッキングに良さそう!などと、その都度Googleマップに保存した。
螺湾へ抜ける道道621号線は特に秋に通いたい。
気になっていたカネラン峠からは、西陽を受ける阿寒の山々が美しかった。
空き家情報を得た小利別の集落はおとぎ話のような雰囲気で、集落を出ようとしたとき、木々の間からじっと見つめる大きなツノのシカに引き留められ、試されている気分になった。
「町民文藝誌 あかえぞ」のバックナンバーを入手しに「あかえぞ文藝舎」へ立ち寄る。代金は要らないと言う店主に半ば強引に定価分を渡すと、最新号を含む計4冊をありがたく受け取ることとなった。
午後はふるさと銀河線の面影をたどった。
2006年廃止のわりに現存する駅舎などが多くない。高齢による維持管理が困難との理由で取り壊された駅舎もあったと聞くが、薫別駅や小利別駅をまわり、鉄橋などの名残を探した。
また町内や周辺には林道が多く、入口には番号や全長などの標識があるその親切さにすっかり躍起になり、夏に行きたい!冬のトレッキングに良さそう!などと、その都度Googleマップに保存した。
螺湾へ抜ける道道621号線は特に秋に通いたい。
気になっていたカネラン峠からは、西陽を受ける阿寒の山々が美しかった。
空き家情報を得た小利別の集落はおとぎ話のような雰囲気で、集落を出ようとしたとき、木々の間からじっと見つめる大きなツノのシカに引き留められ、試されている気分になった。
1/23 木曜日 17日目
室内のチェックやカギの返却を済ませ、陸別を出発した。
「日本一寒い町」の冬は暖かかった。
記録的な最低気温を叩き出すことはあるが、放射冷却が要因のひとつということは晴天が多いということだし、実際に陽射しが長く続く。
計8個つくったアイスキャンドルも、強い陽射しによって日に日に小さくなっていった。
陽射しが暑く、窓をあけて運転する日も多かった。天文台があることも納得できる。
季節を変え、より長く滞在したいと思うが、今春より単身での移住体験はできなくなると聞き、長期滞在向けの宿泊施設も見当たらず残念に思う。
ともかく充実した時間を過ごすことができた。
北海道移住の実現へ向けて、今後も積極的に取り組みたいと考えている。
室内のチェックやカギの返却を済ませ、陸別を出発した。
「日本一寒い町」の冬は暖かかった。
記録的な最低気温を叩き出すことはあるが、放射冷却が要因のひとつということは晴天が多いということだし、実際に陽射しが長く続く。
計8個つくったアイスキャンドルも、強い陽射しによって日に日に小さくなっていった。
陽射しが暑く、窓をあけて運転する日も多かった。天文台があることも納得できる。
季節を変え、より長く滞在したいと思うが、今春より単身での移住体験はできなくなると聞き、長期滞在向けの宿泊施設も見当たらず残念に思う。
ともかく充実した時間を過ごすことができた。
北海道移住の実現へ向けて、今後も積極的に取り組みたいと考えている。
このページの情報に関するお問い合わせ先
総務課 企画・財政室 電話番号:0156-27-2141内線:215・217FAX:0156-27-2797
総務課 企画・財政室 電話番号:0156-27-2141内線:215・217FAX:0156-27-2797