移住体験日記 後半(1/3~1/7)

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2017年12月_兵庫から

(6日目・1/3)
 早いもので3が日最終。依然天気が悪い。積雪あり。朝から清水さんが除雪車を回してくれた。感謝。初めて私も除雪作業を行う。
 コーヒーを淹れるのを忘れた。反省。今度来た時に淹れます。但し、ブラックしかありません。
 蝦夷鹿との遭遇がありません。正月休みか? 庭には足跡があるのに。
 雪は降ったり止んだりだが気温は高い。室内のストーブも20°の設定で十分過ごせる。
昼間天文台に行き鹿と遭遇しないか期待するが気配なし。ついでに上陸別まで車を走らせてみるがスピードを出せる路面状態ではない。今回は町内だけでいいかなとも思う。訓子府から北見まで行ってみたいとも思わないでもないけど特にこれといった用事もないし。
 他の体験記を読んでいると移住を前提というよりもここを拠点に道内観光している記事が散見される。賛否はあると思うが、私としてはそれは趣旨に逸脱するし、あくまで移住候補地として冬の気象条件に適合するか(私の場合、風の強い地域は体感気温が下がるから避けたいと考えている。)を見極めるためにまとまった冬季の年末年始に毎年北海道に来ているからこういう住宅暮らしに終始した過ごし方でもいいと思っている。
15時からわざわざ1/3にも関わらず教育委員会の大鳥居さんの案内で「関寛斎資料館」を案内してくださった。
 今回の来陸の目的の一つは関寛斎にまつわる主に2つの疑問、1.72歳にして北海道開拓に乗り出した動機 2.関寛斎の死後、関農場がどうなったのかを調べるのが目的だった。
あっという間だったけど、2時間近く経過していた。それだけ話に夢中になっていたということでした。元来話下手だけど歴史の話になると時間を忘れてしまったようです。
 充実した一日でした。役場の関係者の方には本当に感謝です。
 
(9日目・1/6)
 いよいよ明日退去。荷物を纏めたり買い置きの食料を食べたり洗濯して過ごす。
今回、周辺観光をせず冬の陸別を「暮らす」をテーマに過ごすことになった。これでよかったと思っている。
 あくまで移住先の候補地探しで来ているのだから。冬の時期を過ごして生理的に問題なければ候補地として及第していると思う。そういう意味で陸別は私にとって移住候補地になり得たと思う。後は、私の経済的な問題を克服するだけだと思う。
 ただ、雪のない季節どうなっているのかは見てみたい。そういう意味でまた、違う季節に来ることになると思う。その時は、お世話になります。
 この度は色々とお世話になりありがとうございました。ゴミは持ち帰ります。
 
(最終日・1/7)
 9時退去予定。現在、8時36分。部屋の片づけをして荷物をまとめてゴミを車内に持ち込んだ。
 静かでゆっくりした時間を過ごせた。10日は短かった。できれば月単位で滞在しないとわからないと思うけどそれがいつのことになるやら。
 新千歳でレンタカーを借りたのだがめんどくさくなって帯広で乗り捨てようとレンタカー会社に連絡すると割高になるのだとか。
 仕方なしに新千歳まで走ることに。道東自動車を走るのは飽きた。次回この方面に来るときは、列車で移動しようと思う。
 地元に帰る時の現実感と仕事に戻るときの憂鬱感は毎度のことである。

 今回は素晴らしい経験を提供してくださったことに感謝します。
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