移住体験日記 前半(12/29~1/2)

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2017年12月_兵庫から

(1日目・12/29)
 日本一の寒さを売りにしている陸別町で年末年始の10日間を過ごすことになりました。以前中札内村の人からここの寒さに耐えることができたら北海道のどんな地域の冬も乗り越えられると言われていたので念願かなって滞在することができました。
 定住促進住宅で町内の恩根内というところ。町の中心部から離れていると聞いていたけれど町自体がコンパクトにまとまっており町役場から冬以外の季節は歩ける距離なので驚きました。
 部屋は3DKで広く一日2500円で滞在できます。早速、到着して生豆のコーヒー豆を焙煎にかかりました。

(2日目・12/30)
 就寝した時間も遅かったけどこんなにゆっくりとした時間に起床したのは久しぶりです。年末仕事が忙しく疲れが溜まっていたのでしょう。心身ともに。
 直近の懸案事項は、ガソリンの給油。三が日ガソリンスタンドが閉店するから急がないと。昨日は17時で閉まるのを見落としていたから給油し損ねました。給油後、Aコープで買い物。クレジットカードが使用できるのには驚きました。地域差があるのですね。(去年行った鶴居村のAコープは現金のみでした。)
 多額の現金を持ち歩きたくないのと航空マイレージを貯めているのでなるべくカード決済をしたかったのです。(今回の往復の航空運賃は全てマイレージで賄いました)
 その 後町内をドライブして帰宅。疲れがひどく寝込みました。少し風邪気味もあったので。
 感動したのはかなりの資料が無料で持ち帰れること。
 今回、陸別に来た目的の一つは低緯度オーロラをあわよくば撮影しようというもの。この冊子の中に撮影データが記載されていたのでこれを軸に撮影してみようと思います。
 
(3日目・12/31)
 大晦日。恩根内の移住促進住宅は実に静か。私が追及していたものがありました。今回陸別に来た目的の一つが関寛斎の生涯についてどうしても疑問2つあるので調べに来たことです。テレビはBSまで映りますがほとんど見ずに700ページある「陸別町史」を読んでいます。
 昼間、車で町の中を散策。他2軒の定住促進住宅、小学校等の施設の写真を撮って回りましたが氷結した路面で滑って右ひざと右ひじを強打。右手に持っていたカメラをかばったから右ひざのダメージが大きかったです。ここは、路面の氷結が多いようなので気をつけてください。
 
(4日目・1/1)
 元旦。三が日は天気に恵まれないようなので読書に専念することに。この街を開基した関寛斎の事績を調べるためにきました。昨日も触れましたが町史を借りて読んでいます。通史だけで873ページ。
 4日で9割ほど読みました。こんなに素晴らしい町史は初めて読みました。関寛斎の事績は町史においてわずかの頁しか割かれていませんがそれでも行間からかねてよりの疑問に対する答えを見つけることができました。
 町史において興味深かった項目は、地質学、植物学、開拓者、行政に携わった人たちの事績等でした。三が日は読書三昧でしょうか。
 
(5日目・1/2)
 今日で5日目。もう滞在の折り返しに来ている。本日は、雪。外は意外と暖かい。気温はプラスひと桁だと思う。外出せずに1日部屋で過ごそうと思う。「暮らし体験」というのはこういうことをいうのだと思う。過去5年以上にわたって年末年始を北海道で過ごしてきました。
 去年は鶴居村でタンチョウ鶴の撮影に没頭して移住という本来の目的を忘れた動きをしていたと今になって思います。
 正月の本来の過ごし方とはこうやってひなが1日家で過ごすこと。これも私にとって貴重な体験だと感じました。
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