「移住体験日記」移住を希望されるかたの多くは移住体験をしています。貴方と同じ夢を持つかたの体験日記をご覧ください

日本一の耐寒生活体験2014①(9日目)

しばれフェス1日目
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待ちに待ったしばれフェスティバル当日のおはなし。
濃い2日間だったので、色々書きたくて、ブログを書くのが遅くなってしまいました。

いよいよだな~っという気持ちと、これが終わったらもう陸別生活もおしまいという寂しい気持ちもします。

祭が終わったらバタバタと帰らなければならないので、午前作業を抜けさせて頂き「移住を応援する会」の会長さんにこの1週間の報告に行きました。

会長さんも移住者で、イベント会場のすぐ上のお山で「夢舎」というコテージを経営なさっているので、田舎暮らしに向けて色々アドバイスを頂きました。

その後、お昼は全員委員長の奢り!!!という大判振る舞い!で街中の「赤とんぼ」さんに集合。

滞在2回目の外食です。

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それから、ふるさと銀河線の特別運航に乗せてもらい、もう開場入りの時間。

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↑山ちゃん(もう一人の生活体験者)、田舎の人より田舎臭いのはナゼ?(笑)

15:30

全身に総勢15コのホッカイロを貼り、寝袋2つ(二重にする)に着替えに肉にダンボールに。。
ダウン上下の上にボードウェアを着て、引っ越しばりの荷物を背負い、ちょっと早めに開場入り。
今晩は、あの、みんなの汗と鼻水の結晶「バルーンマンション」にお泊りなのです。
日本一寒い極寒の町リクベツで、お外で寝るのです!

今日はスカっと晴れて、寒さが期待できそうです。

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命の火、でっかいなー。

ただ積んであるだけで崩れそうに見えるけど、かなりしっかり組まれています。

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本州から企業研修でスタッフ参加に来ている電気連合さん達は最後のミーティング中。

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昨晩到着していきなり激しい飲みっぷりを披露してくれた彼らですが、二日酔いではナイみたいです。さすが、若者。

16:30

開場!皆さんフライング気味に会場入りで、民族大移動。

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私達も受付して、地元の小学生が作ってくれたしばれちゃんキーホルダーとヒートテックを頂きました。

荷物を運び込んだら、まずは今晩の宿バルーンマンションの巣作り。

少しだけ用意されてるダンボールと持参ダンボールを敷き詰め、ビニールシートに梱包材のプチプチやら、思いつく限りの方法で地面からの冷気を緩和。

寝袋二重にした上に、さらに毛布。

試される大地、北海道。いや、リクベツ。

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もう日が暮れ始めています。

バルーンマンションは3人定員の相部屋ですので、私はもう2人女性と一緒とのこと。
準備してる間に来ないかな~っと思ってましたが、まだいらっしゃらなかったので、ひとまず山ちゃんと合流して知らない人のBBQに参加しに。。。

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けっこーな数の人が炭を起こし始めたので、協賛品の新富士バーナーで火を付けてまわり、オマケのカセットガス配りました。

ここらへんから、どんどん来場者が増え、にぎやかに。

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入口付近には陸別観光PRのコーナー。

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建物は先生が、中の展示は小学生達が作った合作でバルーンマンションがいくつも連なって迷路みたい。

文化祭を思い出します。あの頃は夢と希望に満ちてたなぁ~。。。。

18:00

いよいよ命の火、点火です!

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しばれちゃんと町長がやってきました。

変な話、あ、チョウチョーは、町長なんだなって思いました。

一緒にバルーンマンション作ったり宴会でお話ししたりしていたので、仲良くしてくれる地元の人の1人という感じがしていて、都会じゃこんな風に接してもらえることはないので田舎ならではの距離感でした。

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点火すると、ぼんっと上から大きな火が出て、いっきに燃え上がり。
山火事級の煙が。
目がイターイ!

熱い!あったかいっていうよりめちゃくちゃ熱いです。
服、溶けそうです。
スケールが、大きすぎます!こんな巨大な焚火初めて見ました。
これだけでも、来る価値あります。

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それから山ちゃんは、無料シャトルバスで天文台に星見に行ってくる~っとのことで、私は先日お世話になった北日本ドリームハントさんの屋台「鹿肉ステーキ」を手伝いに。

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あ、ここにも煙と戦ってる人が。。

20:30

そうこうしているうちにお風呂の時間!
え?って感じですが、しばれフェスティバルには極寒の中、露天風呂「しばれ湯」があるんです!

30分入れ替えの予約制。
なんと、しばれ湯は無料なのに、サケが飲み放題です!
バスタオル完備!暖房ガンガンの更衣室もあって、これは入らないのは勿体無いですヨ!
念の為水着持参してきたのですが、無くても大丈夫でした。
知らない人と裸でカンパイ。
湯船の回りの雪に缶ビールが刺さってて、キンキンに冷えてます。
お酒は一升瓶がかけ湯用の湯船に浮いていて、熱燗になっております。

酔っ払いますね~
なんて言ってたら、いよいよ花火。
ドカーン。

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お風呂に浸かって熱燗飲みながら、花火ですよ!
最高です!

これが凄くて、着替えて出てきてもまだ打ち上がってる!
しかも近いっっ。おっきぃ!!

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バルーンマンションのすぐ横であがってます。

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関東の有名な花火大会よりも、規模大きいんじゃないかってぐらいポンポンと。
回りが静かな山だけに、ドーンっと胸に衝撃が来るかんじ。
打ち上げた音が山に反射して聞こえるかんじ。初めての体験でした。
湯冷めしそうなので、しばらく命の火に行って番人と陸別の展望について語りながら堪能。
もう一人でふらふらしていても、そこらじゅうに知り合いがいて、
昔からここにいたような、地元のような気持ちです。

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21:30

ジャンボパチンコ(巨大なパチンコ台に、玉の代わりにボールを人間が蹴り入れるというゲーム)とスノーチューブの滑り台も大盛況。

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子供向けかと思っていたら、どっちかというと既にお酒入ってる大人の方が大勢いるような。。
みんな童心にかえって盛り上がっております。
お子さん達はというと、会場どこでも遊び場にして遊んでおります。

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っと思ったら、よく見たらココにも大人が混じってる。。
BBQ場も盛り上がってます。

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よく見ると、テント持参の参加者も。
それからいったんバルーンマンションで取材を受けて、また鹿肉売り。
なんだかんだ火の近くにいるので、気が付いたら全然寒くないです。

22:00

イベントセンターの中で、カラオケ大会と、民族舞踊のショーがありました。
やっぱり部屋の中はあったかい。。
というか、人がぎゅうぎゅうで、人間って集まるとあったかいんだなぁ。
あったかいと眠い。。
しかしすぐに外に出なければなりません!

23時~はタオル早回し選手権の時間です!

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シャキーン。
眠気吹っ飛ぶ寒さ。
寒いと眠くなる。寝ると死ぬと聞いたことがありますが、ぜんぜん眠くないのでまだまだってことですか。
もちろん私達も参加させて頂き、半分凍ってるバケツの水に手を突っ込んでタオルを絞り、ぶんぶん回しました!
濡れたら、手、ちぎれるんじゃないかと思うぐらい寒い。
さっきまで案外平気~っと思っていたのに、寒いというか、イタイ!指!イタイ!
しかし、私は予選を勝ち抜いたため、また手を濡らさないといけないという恐怖。。
こわい。
こわいよ。

00:00

なんだか夕方から、ぼけっとする間も無く時間が過ぎました。
今日は何もシフトに入っておらず、ただの参加者として自由行動させて頂いてたのですが。
なんか色々面白いことが多すぎて。
山ちゃん、そろそろゆっくり飲みますか。
取材クルーの方々も、後は数時間置きに温度計見るぐらいですねってホっと一息な雰囲気だったので、色んな局の人とみんなで夜中のお疲れジンギスカンパーティー。
なんだか1日中食べてるかも。寒いとお腹が空くんです。

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命の火は、変わらずボーボーと燃えています。
今晩、どんぐらい冷えますかね~?
イベント的には記録的なマイナスを記録してほしいけれど、正直これ以上寒がりたくはナイです。

03:00

気温はマイナス23度を記録致しました。

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(キリのいい時間になると各社この時計の前で撮影したいようなので譲って1分前)
やっぱ、ちょっとくらい寝た方がいいですよねってことで、
最後にお湯を沸かしてペットボトルに入れて湯たんぽにし、一旦バルーンマンションへ。
同居のお二人は既にグッスリ。

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なんだ、けっこー人間丈夫なものですね。
中はほんわり明るくて、静かで、人間生まれる前の胎内ってこんな感じかなーっと不思議な感じ。
ちょうど数時間置きの見回りの時間だったので、ザザザザっと皆が走り回る音を聞きながら、あっという間に意識無くなっていました。

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