マックノート彗星(C/2006 P1)を観測

 1月12日(金)、13日(土)、14日(日)、マックノート彗星(C/2006 P1)を観測しました。

 マックノート彗星は昨年8月にロバートマックノート氏によって発見され、今年に入って1等級まで明るくなり肉眼で見える彗星として話題となっています。

 12日は日没後すぐに西南西の空、高度約4度の所に肉眼で彗星を確認でき、明るさは-2等級ととても明るく、尾までしっかりと見えました。見頃は13日頃までです。

1月12日 16:41撮影 高度2.0度
好天に恵まれ尾まで肉眼で見えました

マックノート彗星
ISO200 露出:1/20s 9枚コンポジット
​600mm F5.6 CANON EOS10D

1月13日 16:38撮影  高度1.2度
天候不良のため肉眼で尾は見えず

マックノート彗星
​ISO200 露出:1/15s 9枚コンポジット
​600mm F5.6 CANON EOS10D

1月14日 16:21撮影 高度1.8度
悪天候の中、奇跡的になんとか撮影できました

マックノート彗星
ISO100 露出:1/60s 6枚コンポジット
​600mm F5.6 CANON EOS10D
 3日間の彗星の写真を見比べて見ると彗星の移動に伴う尾の向きの変化が良く分かります。
彗星の尾は太陽と反対の方向へ向きます。
このページの情報に関するお問い合わせ先
銀河の森天文台 電話番号:0156-27-8100FAX:0156-27-8102