金星の太陽面通過を観測!

 2012年6月6日(水)、金星が太陽の前を通過する「金星の太陽面通過」という珍しい現象が起きました。2004年6月8日以来8年ぶりの現象になります。

 金星は、6日午前7時10分頃から太陽の前面に入り、太陽面の上部をゆっくり西へ移動し、午後1時47分に太陽面からでました。

 金星は太陽と比較すると視直径で32分の1の大きさです。画像の中の黒い丸が金星になります。

次回は、105年後の2117年12月11日に起きます。

金星の太陽面通過

 2012年6月6日、午前7時10分頃から金星が太陽の前に入り始め、午前7時28分頃、完全に入り(第2接触)、だんだんと中へ移動し、午後1時30分頃第3接触となりました。

第2接触時の全体と拡大
2012年6月6日 7:28

第2接触時の全体
第2接触時の拡大

2012年6月6日 7:51

金星の太陽面通過

2012年6月6日 10:33

金星の太陽面通過

2012年6月6日 13:30
第3接触時の全体と拡大

第3接触時の全体
第3接触時の拡大

太陽面を通過していく金星の様子

左から、7:28、9:00、10:33、12:00、13:30撮影
太陽面を通過していく金星の様子

金星の太陽面通過

始まり 最大  終わり 
 7:10 10:29  13:47 

2012年6月6日の金星の動き

金星の動き

Ustream中継

金星の太陽面通過の様子をインターネット中継しました。
以下のサイトで録画映像を見ることができます。
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銀河の森天文台 電話番号:0156-27-8100FAX:0156-27-8102