ウィルタネン彗星(46P)が明るくなっています。

更新

観測

ウィルタネン彗星(46P)が地球に接近して明るくなっています。

下の画像は11月14日と12月1日のもので、撮影条件は違いますが明るく、見かけの大きさも大きくなってきていることがわかります。12月1日の画像では、かすかに左斜め上方向に尾が写っています。

このあとウィルタネン彗星は12月中旬ころに最も明るくなり、4等台前半~3等台後半の明るさになると予想されています。肉眼でも見ることができると期待されていますが、地球に接近しているために見かけの大きさが大きくなってしまい、彗星が拡散して見え、明るさのわりに見ることが難しくなってしまいそうです。

肉眼では難しいかもしれませんが、双眼鏡でははっきりと見ることができますので、ふたご座流星群の合間などにお楽しみください。
ウィルタネン彗星(46P)
共通データ:25cm反射望遠鏡(F3.4) ISO6400 CANON EOS 6D(IR改造)一部トリミング
左:2018年11月14日 22:23(JST)撮影 露出30秒×16枚
右:2018年12月  1日 22:13(JST)撮影 露出60秒×22枚
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