日本のアマチュア天文家により発見された新彗星を撮影!

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観測

日本のアマチュア天文家らにより発見された新彗星を撮影しました。

アメリカのマックホルツ氏、香川県の藤川繁久氏と徳島県の岩本雅之氏による発見で、最初に彗星を発見したのがマックホルツ氏であるため、藤川氏と岩本氏の二人は独立発見ということになります。

彗星の名前はこの3人の発見者の名前から「マックホルツ・藤川・岩本彗星」と命名されました。

マックホルツ・藤川・岩本彗星は、11月下旬ころまでは明け方の東の低空に見え、その後12月3日に太陽に最接近したのち、日没後の西の低空に姿を現します。

天文台の開館時間中に彗星を観察できそうな期間は、12月初めから中旬にかけてですが、夕方のとても低い空での観察となってしまうため、実際に見るのは少々難しいかもしれません。
 
マックホルツ・藤川・岩本彗星
マックホルツ・藤川・岩本彗星(白黒反転)
マックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1)
2018年11月13日 4:27(JST)撮影
25cm反射望遠鏡(F3.4) ISO6400 露出30秒×16枚 CANON EOS 6D(IR改造)
一部トリミング

下は尾の様子が見やすいように、モノクロ化、白黒反転したもの

 
C/2018V1(20181114)
2018年11月14日 4:20(JST)撮影
25cm反射望遠鏡(F3.4) ISO6400 露出30秒×64枚 CANON EOS 6D(IR改造)
一部トリミング
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