当館の上出洋介館長の名を冠した「カミデアワード」の第１号の受賞者が決定しました。

同賞はアジア・大洋州地球科学学会（AOGS）が表彰する賞で、35歳以下か博士取得から7年以内に業績を上げた若手研究者が対象となります。

第１号の受賞者は、イギリス ノッチンガム大学地球宇宙研究所の上級研究者であるバダッケ・ベーチル・スリージャ博士で、宇宙天気研究の重要な要素である「グローバル測位システム」に影響を与える電離圏の乱れについての革新的な数値実験が評価されました。

同賞は8月7日にシンガポールで開催される、アジア・大洋州科学学会で授与されます。